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About NoobowSystems Lab.


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NoobowSystems Lab.はどこにある?



富岡のメインストリートをドライブ
    NoobowSystems Lab.は現在、東京から北西に約100kmの群馬県富岡市にあります。 富岡は人口5万人をちょっと下回る程度で、典型的な郊外都市といえるかもしれません。 市は鏑川に沿っており、山に囲まれています。 農業も盛んですが、多くの工業もあり、なかには日本製ロケットH-2Aのソリッド・ロケット・ブースターを製造している宇宙航空産業もあります。 富岡は日本における近代工業発祥の地として有名です。 1872年に、ヨーロッパから輸入された機械によって富岡製糸工場がつくられ、品質のよいシルクを生産しました。 富岡はシルク・シティだったのです。 現在では製糸工業は衰退しましたが、「シルク」の名前は街のあちこちに残っています。

    富岡には、ライオン、トラ、象、キリンなど多くの野生動物も住んでいます - 群馬サファリパークはファミリー旅行の目的地として人気です。
    また夜に御荷鉾林道へ上がる峠道を走ると、かなりの確率でシカに出会うことができますし、 稲含山山頂へのハイキングを考えているなら、熊よけのベルをディパックに取り付けておくことをお勧めします。

    公共交通の便はよくないため、多くの人は自動車に依存しています。 唯一の鉄道である上信電鉄は、単位距離あたりの運賃が最も高い鉄道のひとつとして有名ですが、 ローカル鉄道としてのすてきな雰囲気を持っています。 ロックンロール・ライドを楽しむ価値は十分にあります。

    富岡市の公式ウェブサイトは ここ です。

    NoobowSystems Lab.の中央研究所は日本の典型的な郊外の一戸建てと同じ外観を持っています。 2011年から、第3研究所 (所在地は非公開) での研究活動も始められました。

ラボのスタッフ

    NoobowSystems Lab.の規模と組織構成は公開されていませんが、 主任研究員の活動は ここ で読むことができます。

サイトの利用について

    NoobowSystems Lab.のウェブサイトに掲載されている情報は、その内容の効果・正当性・正確さ・合法性をいかなる形においても保障するものはありません。 掲載されている情報を利用したことで発生したいかなる結果に対しても、NoobowSystems Lab.はなんらの責任を負いません。 掲載されている記事の多くは、実践しあるいは模倣して同様の効果を得るためには一定の知識・経験・設備機材が必要となりますし、 それらを理解し実行するにふさわしい知的能力を読者が有していることを前提として書かれています。 そのような場合であっても、サイト利用の結果に対する責任はすべてあなたにあることをご確認願います。

    他に明記されていない限り、このウェブサイトに掲載されているマテリアルはNoobowSystems Labが著作権を主張します。 事前に文書による許可を得ることなく転載することをお断りいたします。 このサイトへのリンクは、基本的にご自由に張っていただけますが、電子メールによる連絡を歓迎いたします。 我々が不適切であると判断した場合は、我々はリンクをお断りする権利を有します。

    NoobowSystems Lab.は、ゲストブックに書き込まれた電子メールのアドレスをサード・パーティに通知することは絶対にありません。 しかしながら、ゲストブック自動巡回ロボットによる電子メールアドレスの収集と、その情報を基にした スパムメールの被害の可能性を低下させるため、電子メールアドレスは一部伏字にすることをお勧めいたします。 たとえば
"username@noobowsystems.org"
と書かずに
"username*at*noobowsystems*dot*com"

と書くとか。

    すべてのNoobowSystems Lab.のウェブページは、Xyzzyエディタによる手書きです。 一部古いものは、Mozilla Composer出力そのままのものが残っているかもしれません。 HTMLの互換性は完全ではありませんし、我々はセキュリティ上および道義的な観点からマイクロソフト社のウェブ ブラウザを好まないので、 Internet Explorerでのレンダリング チェックをスキップしていることがあります。
    NoobowSystems Lab.のウェブページは、利用者が積極的に操作しないかぎり動画や音声を再生することはありません。 またなるべく多くのプラットフォームで利用いただきたいので、クライアント側実行スクリプトやブラウザ プラグインを利用しません。 ただしスタイルシートを利用していないため、視覚障害者用読み上げツール等に対する配慮が不十分です。 今後改善していきたいと考えていますが、現時点ではご了承ください。

    英語は母国語ではないので、多くの文法やスペルの誤りがあろうかと思います。 あなたはただ笑ったり罵ったりして構いませんが、おしらせいただければ辛いです (ね? 「辛い」と「幸い」を区別するのは難しいんですよ)。

リンク

    そうすることが慣例になっているようなので、我々も我々が好んでいるサイトへのリンクをあつめたページを ここ に示します。


日本語表記

    このサイトの日本語表記は多少妙なところがあると感じられるかもしれません。 変な話ですが、約5年間英語の環境で暮らして日本に戻ったとき、自分の日本語がどうにも妙ちくりんになってしまっていることに気がつきました。 まず日本語の特徴である主語の省略に非常な違和感を感じ、また普通の会話をしているとき相手が目的語を省略した場合に話題についていけないことがしばしばありました。 もちろん数ヶ月も経つと違和感は消えましたが。 ま、そんなこともあってヘンテコな言葉になってしまっている、とご理解ください。

    具体的なことでお断りしておくのは、外来語のなかで英語起源のものについて、日本語化される際に誤った意味になってしまったもの、 英語ではそういった言い方をしないものについては日本語の標準的な書き方を(意図して) していないものがあります。 コンピュータ関連の言葉は、多くのものが大衆誤用になってしまってますねえ。

    いちおうコンピュータ・サイエンスを勉強したいと考えているので、なるべく正確に書きたいのですが。 さすがにコンピュータのことを「計算機」とは書きませんけれど。

日本語慣例 このサイトでは 理由
コンデンサ キャパシタ     [電子工学] 米国では「コンデンサ」は1940年前後以降は使われず、「キャパシタ」と呼ばれます。 ただし日本製の真空管ラジオの場合、雰囲気を出すために意図して「コンデンサ」と書いているページもあります。
逆の例は「バリコン」で、英語では"tuning capacitor" "variable capacitor" ですが、これは「バリコン」がしっくりきます。
パソコン コンピュータ
パーソナル コンピュータ
PC
    英語で"PC" は 「パソコン」と同義ですが、 私にとっては「パソコン」はなぜか「大衆の」「知的程度の低い」といったニュアンスが強く残っているので、 自虐的な表現を除いては使用していません。 「パソコン」は、自動車を指し示して「マイカー」あるいは「自家用車」というのと同じだと思っています。 それが公用車や社有車あるいはタクシーとして使われていれば、どう考えても「マイカー」は変ですよね。
    それがPC/AT起源のインテル アーキテクチャであっても、FreeBSDの上でSambaやApacheが動作していてサービスが公開されていれば、 どうみても「パーソナル」ではありません。
    逆にもしVAX-11/780を自宅においてDECWriterを操作して家計簿をつけていれば、「パソコン」といっていいと思います。
ホームページ
HP
ウェブサイト
ウェブページ
ハイパーテクスト
    たいていの場合「ホームページ」は誤用です。 今あなたが見ているこのページはホームページではありません。 野球で言えば、一塁・二塁・三塁はいずれもベースですが、ホームベースではありません。
    これについては異論はないと思いますが、米国でも素人は同様の理解不足から"homepage"という言葉を使うことがあります。 さらにひどいのは日本語ではホームページをHPと書く場合がありますがこれは言語道断。 このサイトでは"HP"といえばヒューレット・パッカード社のことを示します。 モーターサイクルのページでは古い「馬力」の意味で"HP"を使うことがあるかもしれません。
    このサイトではコンテクストに応じて「ホームページ」「トップページ」「ウェブページ」「ウェブサイト」「ハイパーテクスト」 「ウェブ サーバ」 「HTTPサーバ」 「httpd」 「htmlドキュメント」を正しく使い分けるようにしています。
ホムペ
メアド
カキコ
・・・
(適切な用語)     英語では多くの頭文字略語がありますからこれに対応する日本語の省略語があっていいし、 新しいものが続々現れてきても当然だと思います。 このサイトでこれらを使わないのは、 ただ単にこれらの言葉が「ダサく、知的でなく、みっともないか、間違っている」と感じられるからです。 また、NoobowSystemsのページは時間をかけて書いており、オンライン チャットのように打鍵数を抑える必要性がないことにもよります。
バイク モーターサイクル
オートバイ
二輪車
    "bike"は米語では自転車のことを示します。 ただしレーシング ライダーなどは自分のマシンのことを"Bike"という場合もありますから、間違っているわけではありません。
無線機
受信機
ラジオ
無線機
受信機
ラジオ
    アマチュア無線用の「無線機」は英語では"Radio"です。 「リグ」という言葉が使われているところは聞いたことがありません。 このサイトではコンテクストに応じ一番適切だと思われる用語をたとえば 「ラジオ」「ラジオ番組」「ラジオ放送」「ラジオ受信機」「中波放送」「AMラジオ」等選んでいます。
ハンディ機
ハンディ トランシーバ
ハンドヘルド機
ハンドヘルド トランシーバ
    "handy"は「便利な」「使いやすい」「すぐ手近にある」の意味なので、据え置き型の無線機がhandyなこともありえます。 なおドイツでは携帯電話のことを"handy"と言います。 日本語と同様ですね。
ノートパソコン ラップトップ コンピュータ     ノートブック コンピュータと書くならまだ許容範囲内ですが。
DOS/Vパソコン PC/AT互換機     これも議論のある語ですね。 今ではフロッピィ・ディスク・ドライブを持たないモデルすらあるし、 キーボードもPC/AT規格コネクタではありませんから、もはやPC/AT互換機とは言えないとも思います。じゃあどう呼ぼう? Windowsパソコン? うう、困った。
    すくなくとも、いまさら「DOS/Vパソコン」はないでしょう!!
CPU MPU
マイクロプロセッサ
プロセッサ
マイクロコントローラ
    これも大衆誤用の代表例だと思いますが。 インテルやモトローラなど、いわゆる「CPU」メーカーのウェブサイトに行ってみてください。 "CPU"とは書いてないでしょ?
BCL SWL
Shortwave DXing
    BCLという言葉はアメリカでは1930年代初頭に死語になっています。 短波で遠距離受信を楽しむことは一般的にSWL、より正確にはShortwave DXingです。 もっとも"Shortwave DXing"だと距離が遠いことだけが価値であるかのような雰囲気ですので、 BCLのほうが適切な場合もありますね。 しかしBCLでは放送以外の商用通信やアマチュア無線を聞くことは含まれませんし・・・。 NoobowSystems Lab,のページに来ていただける方ならご理解いただけますよね・・・?
    いずれにせよNoobowSystemsでは、日本でしか通用しない言葉である、という理由で"BCL"という語を使っていません。
バッティング ぶつかる
かちあう
コンフリクト
    10年ほど前から使われているでしょうか、この「バッティング」という言葉。 これは、外国人には通じない、日本語です。 日本語には「かちあう」という、言いにくくはない言葉があるのですから、 わざわざ英語のように聞こえるけれど英語では通じない言葉を使うことはないでしょう。
    この言葉、buttingが語源らしくて誤ってはいないのかもしれませんが、 batとbutとbuttを区別できない日本人ならではの普及なのかもね。 「バットマン」は野球の打者か、それともみんなが並んでいる列に途中から割り込むずうずうしいヤツのことでしょ。 いつも言い訳ばかりしているヤツもバットマンだったっけ?
    ここはきちんと、「ひとつのサブネット上の異なるふたつのノードで同じIPアドレスを使用してしまったために」とか、 「国際会議とポゴの発表会の日程がかち合ってしまった」とか書くようにします。 NoobowSystemsのページの書きっぷりが長ったらしいのは、こんなわけですかね。
チューニング チューニング
スープアップ
    クルマやバイクの話題でもっとパワーを出すために行われる改造は一般的に「チューニング」といいますが、 これも本来は正しくありません。これは「スープアップ」といいます。 「チューニング」は、その装置が本来持っている性能をきちんと出せるようにする整備のことです。
    しかし英語圏でも、パワーアップ改造を指して「チューニング」ということがありますし、 "tuned car"はきちんと整備されたクルマのことではなくて性能向上・外観印象増強の処置が施されたクルマのことを指しますから、 あながちまちがいではありません。
    ラジオや無線の話題では安心して「チューニング」という言葉を使えますね。 こちらでは性能向上の改造という意味は全くありません。
オプション オプション
追加装備
選択肢
    "option"は「選択肢」のことです。あるクルマに1.3Lガソリンエンジンと1.8Lディーゼルターボエンジンのモデルがあるとき、 これはオプションです。 あるクルマには標準仕様でフォグランプがついていないけれど、ディーラーまたはユーザが追加できる装備としてカタログに掲載されているならば、 「純正アクセサリ」というべき。クルマを注文するときにフォグランプをつけるかつけないかを選べるなら、オプションです。
    スター・トレックを原語で観ている人なら、カーク艦長がスコットやスポックなどその分野のエキスパートに"Options?"と尋ね、 とりうる対応策を2つ3つエキスパートが提案し、そのなかから艦長がひとつを決断する・・・というシーンをご存知ですよね。
    Gene Kranzの"Failure is Not an Option"という本のタイトルを何も考えずに日本語にすると、 「失敗はオプションではない」= 「失敗は標準でかならずついてくる」のように読めてしまいます。 もちろんそれは、「失敗という選択肢はない」= 「失敗は決して許されない」という意味です。

    文体はその人の個性とかポリシーとかですから、間違っているとか正しくないとかいった論議は無意味だと思います。 私の文章なら、体言どめの多用、意図的な口語の導入、文頭での接続詞・句の利用、が特徴でしょうか。
    最近気になっているのは、折り込み広告などプロが目を通すべき文章であるのに、句読点の打ち方がひどいものが散見されることです。 たとえば、

「最近、気になってるのは折り込み広告などプロが、目を、通すべき文章であるのに句読点の、打ち方が、ひどいものが、散見されることです。」

    個人的にこの類の書き方は大嫌いです。 某電子技術誌に連載されている有名な方の文章がこれで、内容は大変勉強になるのですが、ひどい悪臭を放っていてとても近づけません。
    このサイトでは日本語の文体はすべて「です・ます」体を使っています。 科学技術論文のような文章でも「です・ます」体のほうが正しく意図を伝えられるので好ましい、と書かれた雑誌記事も読みました。 「だ・である」体に問題はないとは思いますが、同一文書中に「です・ます」体と「だ・である」体を混在させられてしまうととても読む気がしません。

    日本語の東京方言では、「救急車が来ているとき」というと、つぎの二つの意味がありえます。

  • 救急車が現場に向かって走行中である。
  • 救急車がすでに現場に到着している。

  • これは東京方言では現在完了形が完全にはサポートされていないためです。 このため、システム要求仕様書を書くと、誤って解釈されてしまう可能性があります。 「システム電源電圧が下がっているとき」と書くと、

  • 電源電圧がどんどん低くなっているとき (電圧はまだ充分に高いが時間とともに低下傾向にある)
  • 電源電圧が低いとき (時間的変化はないが電圧が低い)

  • ここで別の方言を使えば、

  • 「救急車が来よるとき」
  • 「救急車が来ちょるとき」

  • と、明確に区別して伝えることができます。 ということで、仕様書は博多弁で書きましょう。

    NoobowSystemsでは北関東方言が公式言語に採用されていて、博多弁が得意ではありません。 ので、変わりにまどろっこしい書き方をして正確に伝えられるようにしてるんだいね。

    カタカナ表記

        カタカナ語の末尾の「ー」は、基本的には表記しませんが、厳格に禁止しているわけではありません。 「ー」をつけるのはたとえば「ライダー」「レーダー」「メーカー」などです。
        このサイトでは内容からして外来語のカタカナ語が多いです。 広く使われているカタカナ表記は原語の音とは違う場合もあって悩むところですが、 あまり厳格になるのもどうかと。

    原語 このサイトでは ノート
    router ルーター     日本語の音ではrootとrouteの違いは表現しにくいです。 ここで言う「ルーター」とはTCP/IPネットワークでIPパケットを転送する接続機器のことですが、 ネットワーク関係者には「らうたー」と読む人もいます。 そのほうがまちがいなくカリフォルニア英語の音に近いのですが、 パソコンショップに行って「ラウターください」と言っても店員さんには分かってもらえないでしょうね。 また、先端工具をモーターで回転させて削り加工を行う手作業電動工具のことはこのサイトでは「リューター」と書きます。
        また、「ルート66」と書いたならばこれはアメリカの歴史的道路のひとつを指します。 ルート66? 知ってるよ、だいたい8.124040だね。
    launch ランチ     Windows95の発売を祝ってマイクロソフトが大々的にランチパーティを開いた、 とABCニュースでやってました。 いいなあ、タダで昼メシ食わしてくれるのか。
        ロケットの打ち上げを「ローンチ」と言うのはロケット専門家です。 普通の英会話では「ろんち」に近いですが、「5,4,3,2,1, 発射ああっ!!」 と元気に言うときは「ろーんち!!」の音になります。
        というわけで(よく分からないけれども)、このサイトでは「ロケットランチャー」と書きます。


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    Apr. 29, 2003 Updated.
    May. 05, 2003 Fixed incorrect description.
    Sep. 23, 2004 Reformatted.
    Jan. 09, 2006 Updated.
    Dec. 30, 2012 Updated.