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Value of Power

It was a week in which fuel was impossible to obtain, entire city was in a complete darkness, and so many people out there were freezing.
We must do something. Anything trivial wouldn't be laughed at. To protect family, to help people and to save our lives.


2011-03-11 Obviously we haven't prepared for this

    2011年3月11日。 とんでもないことが起こってしまいました…。 この国に住んでいる以上は大地震は避けられないものと思っていましたが、 まさか非常用ディーゼルが全基使用不能になるだなんていまでも信じられません。 そしてディーゼルが動かなくなった結果がここまで深刻なものになるだなんて、まるで悪夢をみているようです。

    亡くなられた方に心からのご冥福を、被災されていまでもつらい避難生活を送られている方に一日も早い安堵の日がやってくることを祈念いたします。 そして今もなお、自らの生命をもリスクに晒して懸命の努力をされている現場作業員の方々がおられます。どう感謝すればいいのか…。

燃料

    幸いに、わがラボと、家族・親族また関係する人には直接の被害はありませんでした。 が、地震発生から1週間を経過してなお、ほとんど被害がなかった首都圏で燃油不足が続くとは…。

    震災当夜に中央研究所に戻るときは、渋滞こそひどかったけれど給油は簡単にできました。 が、3月13日(日)の夜にはすでにどこも売り切れ状態で、 いのぶ〜 から TDM850 に燃料を移し、約18リッターで第3研究所に行きました。 途中ではどこも給油できず。
    1週間以内には正常に戻るだろうと思ったのですが、燃料事情は悪化するばかり。 3月18日(金)、結局給油できないまま中央研究所に戻ります。 計算では最短ルートを使えば1.5Lつまりあと27kmぶん残した状態で帰着できるはずなのですが、これではかなりリスキー。 迂回ルートは取れないし、渋滞で燃費が悪化するのも絶対に避けねばなりません。 ので、アイドリングストップとスリップストリームを含む燃費低減走行で行きます。 幸いといっていいのかどうか、燃料不足で交通量は極端に少なく、リザーブタンクを使うことなく帰ってこれました。

    3月19日(土)、ふだん使っている給油所で幸運にも明日入荷予定の3000円分の配給チケットを手に入れることができました。 長時間並ばなくてよいのでこれはラッキー。20日(日)、どうにか新たに18Lを確保できTDM850を満タンにできました。
    TDM850に20L、デリカD:5から抜けたのが6Lほど (給油口からではタンクの半分ほどしか抜けません) 、 発電機から残り全部の1Lを抜き、合計27L。 ヨメの1週間分として10Lを ターボ・ファルコン に回すと、TDM850には17L。これでは第3研究所往復にはマージンはほとんどありません。
    デリカD:5にまだ残っている30Lほどを抜くには、デリバリパイプを抜いたり燃料ポンプを取り外したりすればどうにかなりますが、 そこまではせず、ファミリー・エマージェンシー用に温存しておくことにしました (事実その週はその可能性が極めて高かったのです)。 あるいは向う一週間以内に襲ってくるかもしれない最後の真のサバイバルのためにとっておくことにしました。

    いまや重要なのはパワーでも直安でもなく、燃料効率。 そこで第3研究所へ行くのにTDM850はあきらめ、増槽を併用し、残り17Lのすべての燃料をいのぶ〜に回すことにしました。 これなら425km走行可能、1往復半が可能です。
    21日、夜の高速に上がり、第3研究所に向かいます。 大型トラックのスリップストリームに入ろうと思いましたが、驚くことに、あるいはむしろ当然、トラックがちっとも走っていないのです。 高速道路のサービスエリアでは給油できるようですが、おそらく1時間以上の長蛇の列。 燃料消費を抑えるため80km/hまでしか出さなかったにもかかわらず、 都内の交通量が極めて少なかったために、過去ベストタイムと同等の所要時間で第3研究所に到着。
    23日はまだ給油待ちは解消されておらず、中央研究所ではB型インフルエンザを発症したポゴを計画停電の中ママが看病しています。 帰ってやりたいのですがそうもいかず。

    3月24日(木)の夜に中央研究所向け帰投走行。 地震発生からほぼ2週間。 ようやく燃油のサプライチェーンは復旧していて、多くの給油所で待ち時間なしで給油できるようになりました。 国家備蓄放出のおかげと思いますが、ひたすら感謝。

    3月25・26日でD:5/ファルコン/いのぶ〜/ティーディそれにEu-9i用のすべてがフルに戻りました。 結局、混乱中の給油は18Lを1回のみで、一回も給油所の列に並ぶことなく乗り切ることができました。それでもしばらく、浪費は慎もう。

電源

    地震と津波まではあり得ることとしても、電力供給力の大幅な低下、 しかも標準的な一般家庭の防災計画指標であるインフラ断絶3日間を大きく超える長期に亘ってとは…。 地震の翌週は従業員安否確認はもとより、業務継続のための情報収集や対策検討と手配、さらには義援金のとりまとめも加わり、 かなりの時間を食われてしまいました。

    地震発生直後に中央研究所は12時間に亘って停電になりました。 ヨメとポゴは停電でもちっとも騒がず、 パパのフィールドデー運用用バッテリーランタンを枕元に置いてただフトンにくるまって寝ていたそうで、 なんてことなかったよ、と動じていません。 頼もしい。 それでもこの先、夕方から夜寝るまでの間ずっと停電というのも不便だろうから、非常用照明を準備しておくことにしました。

    3月13日(日)、2日前に一晩の全域停電を経験した富岡のホームセンターからは、すでに電池や懐中電灯、 DCインバータやガソリン携行缶といったものはことごとく売り切れていました。そりゃそうだな。 電工ドラムは第2研究所に置いてあるので、中央研究所用としてひとつ買い足し。車載用DC12VLEDランプがあったので購入。

    AC100V電源ケーブルを宅内にあらかじめ引き込んでおき、 スパイラル蛍光管式ワークライトをリビングに設置。 これなら、D:5のドアをあけて電源ケーブルをD:5のAC100Vインバータ出力アウトレットに差し込み、 インパネのサブバッテリスイッチを押すだけで屋内照明が得られます。
    まずポゴにホンダEu-9i発動発電機の使い方を教えました。 操作方法は覚えられたのですが、まだ小さいポゴには発電機のリコイルスタータでエンジンを始動することができません。 そこでつぎに、デリカD:5のサブバッテリーシステムの使い方を教えました。これは大丈夫。 さらにサブバッテリが尽きたときのために、D:5のエンジン始動方法も教えました。
    さらに、Vixen SXD赤道儀用に使っていた弱った55B24バッテリを使ってLEDライトも準備。むしろこっちの方がお手軽です。

    これだけ用意したものの、計画停電になったらさっさと寝てしまえという2人の前には2週間の間出番なし。

2011-03-13 DC12V LEDライト 980円
2011-03-13 電工ドラム 3980円

非常用蛍光灯

    中央研究所リビングの非常用照明としてDC12Vで点灯する小型蛍光灯を天井に取り付けました。 8W管を2本使う、本来はアウトドアレジャー用の低価格製品です。 CompromizedSolution号に取り付けようとして買ってあった新品在庫品で、買ってから6年は経っていそうです。

    55B24で点灯させてみると、かなり暗いものの、食事の支度や明日の教科書をランドセルに準備するにはなんとかなります。

LED電球ライティングバー

    DC12V 8Wx2蛍光灯は暗く、すごく冷たい色で、いかにも非常時の雰囲気。 とても穏やかな気持ちにはなれそうにありません。 白色LEDを10個使った釣り下げタイプのLEDライトは配光がスポット的で、狭い範囲の夜間作業にはよいでしょうが、 室内照明として広く照らすのには不向き。色もやはり蛍光体発光の冷たい色です。

    停電でもヨメとポゴが安心して暮らせるようにと思って準備を進めているわけですが、考えてみれば計画停電は今年の夏も次の冬も、 つまりは失われた原子炉に代わる何かが来てくれるまで続くことが予想されています。 したがってこれはもはや非常事態ではなくて、日常の一部だということです。 から、いまやろうとしているのは非常用照明設備の導入ではなくて、補助照明設備の導入ということになるのです。 であれば、十分な明るさとはいかなくても、心安らぐ明かりであってほしいです。

    普段中央研究所でデスクライトとして使っている東芝LED電球は、6.9Wという低電力にしては直下380lmと明るく、暖かい色が魅力です。 そこで、リビングにライティングバーを取り付けて、リビング照明としてもLED電球を使ってみます。
    矩形波インバータを使うなら電子回路が入っていないライティングバーにするべきでしたが、 そのうち正弦波インバータを入れるつもりだし、普段使いにもしたかったので、ON-OFFリモコンつきモデルを買ってきました。

    6.5W LED電球を2つ取り付け、バッテリからACインバータで点灯させてみると、8Wx2のDC12V蛍光灯よりも部屋全体が明るく、 なにより暖かい色でリラックスできます。 これなら細かい作業をするのでなければ常用も可能。 あと2個LEDランプを増やして倍にしても、いままで普段何気なく使ってきた電力の8分の1ですむ計算です。

    ライティングバーからはわずかに電源音がします。やはり矩形波駆動ではバーもLEDランプもつらいかな。
    使い始めてから7年も経ったLOTASブランドのB24Rバッテリはもうかなり弱っていますが、それでもLED電球2個を3時間余裕で点灯させられます。 このときPOWER-TO-GOブランドの140W DC12V-AC110Vインバータの入力電流は実測2A。 合計13WのLED電球を点灯するために24Wを要しているので、効率的には疑問符つき。 このACインバータは実測してみるとアイドル時に0.4Aほど、つまり5Wほど食っています。 大は小を兼ねる、といっても、必要もないのに大きなインバータを使うと損なようですね。 正弦波インバータを発注するときはこのへんも考えておこう。

2011-03-27 LED電球ライティングバー設置

2011-03-27 ELPA ライティングバー リモコン付き 5980円
2011-03-27 ELPA ライティングバー用スポットライト E26口金 LRS-BNE26B(IV) 定格容量 150W @880 2個 1760円
2011-03-27 IRIS OHYAMA ECOLUX LDA7L-H-V4 電球色 E26口金 直下310lm 6.5W 定格寿命40000h @1580 3個 4740円
2011-03-27 中間ヒューズホルダ 248円
2011-03-27 AC100V 5m延長ケーブル 548円
2011-03-27 AC100V 10m延長ケーブル 698円
2011-03-27 テーブルタップ 798円

階段灯

    計画停電時のリスクアセスメントのなかで無視できないのが階段灯。 懐中電灯を持って上り下りすればいいだけですが、つい億劫になって真っ暗な中降りようとして足を踏み外し…とは十分あり得そうなシナリオ。 死亡に至る可能性は低そうですが、救急車クラスは起こりえないとはいえません。

    人の動きを感知して一定時間だけランプを点灯させる、とは電子回路工作の定番課題のようなものですが、 ホームセンターでちょうどいい製品が手ごろな価格で売られていましたので取り付け。 単3乾電池4本で動作し、焦電センサで視野内の熱源移動を感知し、10秒間だけ2灯の1W白色LEDランプを点灯させます。 感度調整つまみによって昼間は点灯しないように調整できるし、説明書によれば電池は数カ月もつようです。 ほとんど理想的。2つあるライトユニットは独立して上下角度の調整ができますが、左右角度は独立していません。これは残念だな。

    階段踊場に設置し、うまい感じで動作を開始しました。これで階段灯の60W白熱電球は使わずにすみます。 うっかりつけっぱなしにして外出してしまうことがありましたから、節電の効果もあり。

2011-03-27 LED階段灯取り付け

2011-03-27 ELPA LEDセンサーライト ESL-102BT(BK) 2980円

ソーラーパネル

    新築の中央研究所には太陽光発電とオール電化のセールスがしょっちゅう来ていましたが、すべて断ってきました。 オール電化? 停電したらどうすんの? ウチは電話ですら高所作業車を2台呼んで、わざわざ幹線からアナログメタルを引いたんだよ。 停電してもルータがバグっても使えるようにね。ところでどこのパネルを取り扱ってんの? 効率は? え、知らないの?

    実際には、職を失ってこの家をたたき値で売らねばならない可能性がえらく高かったので、固定設備に投資できなかったのです。 技術の話もそこそこできる年配のセールスさんに実情を話すと、 「なるほど、それは厳しいですね。でもなあに旦那さん、あなたはまだ若い。投げ出しさえしなければきっと何とかうまく行きますよ。 事実この私がそうだったんですから。きつかったけど、いまはけっこう楽しんでいるんです。 そのうちまたお邪魔します。 次には安心して前向きなお話ができるようになっているといいですね」 と、ソーラーパネルの話をしながら慰められもしました。

    しかし今は、逆送電も可能な本格的な太陽光発電システムの導入を本気で考え始めるべきです。 この先1年、長ければ2年の間の電力事情対策の一環として、政府は一般家庭のソーラーパネル導入のさらなる支援策をとるのではないかと予想します。 余剰電力を売るといういままでのシステムに加え、サイクルサービスバッテリを組み合わせた自立型ソリューションも増えてくるでしょう。 NAS電池の開発にも弾みがつくかな。 今回の震災を機に、日本の家屋の屋根はシリコンでできているといわれるようになれば、災い転じて・・・といえそうですが。

    計画停電という今回の事態までは想像できませんでしたが、 ポゴもヨメも停電を意に介さずずぶとく生活しています。 が、この生活が長引くのならやはり不便。 だからいまこうして中央研究所の補助照明システムを検討しているわけですが、 他地区の計画停電実施中に東電の電力でバッテリを充電するのは反社会的行為ですらあります。 最低限、タイマーを使って深夜に充電する工夫が必要。 でも、なるべくなら補助照明システムは商用電力に頼らないものであってほしいです。 オール電化も光熱費低減も興味はありませんでしたが、 ノンカーボンなパワーソースで無線機とコンピュータを動作させて24時間のコンテスト運用というのをやってみたかったので、 値がこなれてきたらソーラーパネルはほしいと前々から思っていました。 今こそソーラーパネルを導入するべきなようです。

    おそらく近いうちに、今回の特殊事情、つまり計画停電の間のバックアップ電源としての小規模で低価格の、 使いやすいターンキーシステムも上市されるでしょう。 が、まずは自作で楽しむことにします。 そのうちエネルギー事情が安定したらフィールド運用に転用できる機材にしておけばいいでしょう。 というわけで、120W級パネルと、チャージコントローラと、ディープサイクルバッテリを発注。追って別のベンダに正弦波ACインバータを発注。

2011-03-25 ソーラーパネル発注
2011-03-27 正弦波ACインバータ発注



A 120W class solar panel has been installed. This easy vertical mount is of course far away from ideal but mounting on top of the roof will require some professional work.
The panel charges a 50Ah 12V cycle service battery through a 10A class charge controller, and a sine wave AC100V inverter provides power to the loads.
    ソーラーパネルは日射角度を考えれば本当は屋根の上に取り付けたいのですが、 簡単に建物外壁に設置。 朝夕には角度が浅くなってしまい、十分な発電はできそうにありませんが、 定格の半分の60Wが4時間得られれば御の字です。 パネルの出力ケーブルには専用の防水コネクタがついていますが、 今回はこれを切り落とし、キャブタイヤケーブルを接続し、屋内に引き込みます。
    正弦波A100Vを出力できるインバータは出力125Wの小型機でファンレス。 リモートコネクタがあるのであとあと拡張するのに便利そう。 試してみると、ライティングバーからのうなり音が出ていませんので、いい感じ。

    ライティングバーにはもうひとつE26スポットライトを追加し、310lm LEDランプを3灯。 またデスクで従来から使っていたLEDアームライトも補助電源からとるようにします。 合計約30Wの負荷。

    ソーラーパネルとディープサイクルバッテリをソーラーパネルチャージコントローラに接続。 正弦波ACインバータはチャージコントローラのDC12V出力から取ります。 これならバッテリ電圧が低下すれば出力OFFになるので過放電になりません。 インバータ出力は個別スイッチつきテーブルタップでLEDライトに接続して、できあがり。 ソーラーパネルからの電力でバッテリへの充電が始まりました。

    1745時、部屋の中が暗くなってきたのでLEDライトをON。 18時すぎ、ソーラーパネルの電圧が下がって電源供給できなくなりました。 今日はバッテリでの6時間連続稼動を試します。 当たり前ですが・・・まったく問題なく使用できますし、LEDライトの明かりだけで十分に生活できます。 もしLED電球4個6時間分の電力をソーラーパネルだけで賄えるなら、 いままでは60W電球1個と2灯サークラインで合計120W近くを消費していたところを節電できるわけで、 これは立派なものだ。

2011-04-01 ソーラーパネル取付け 自立型電源システム動作開始

2011-04-01 ライティングバー E26スポットライト 880円
2011-04-01 VCTFK2x2.0 15m 1920円
2011-04-01 VFF1.25 15m 1425円
2011-04-01 ガラス管ヒューズ 15A 2本 128円
2011-04-01 ヒューズホルダ 基板取付用 198円


Newly added 3 LED lamps for living room, plus 1 LED lamp for workdesk, total 28W are driven by the stored solar power. Dimmer than usual fluorescent lamp illumination, but enough for cozy evening. This setup allows us to save up to 120W in evening time, and of course, operational even during the rolling blackout.

充放電電流

    LED電球4灯の夜間照明だけならソーラーパネルの電力だけで余裕をもって動作させられますが、 NASやネットワーク機材も動作させるとなるとどうだろう。 04月04日からカタログ消費電力15WのNAS、I-O DATA HDL-Sを自立電源系で24時間動作させていますが、 それなりの負担になっている様子。 ここのところ晴天が続いていますが、曇天・雨天が続いてもダウンしない程度に負荷を増やさないようにしないといけないし、 あるいは不足時は結局東電の電力に依存しないといけないのかもしれません。 やはり充放電の能力をよく観察すべき。 なので、電流計を取り付けてバッテリ電流を計ることにしました。

    小規模ソーラー自立電源システムのための充放電管理システムも出回っていて、PC制御で表示・記録したりするものもありますが、 まだちょっと手が出ない価格。 だし、その計測用PCのための電力を自給するのが精一杯だとしたら本末転倒。 やっぱりまずはシンプルに電流計ひとつで計ることにします。 DC±10Aまたは15Aのセンターゼロ電流計がほしいな。 しかし最近ではアナログパネルメータはあまり使われなくなっていて、 通販の取り扱いも少なくなっています。

    手持ちの部品に、入手しておそらく22年は経っているNIPPON DENKEI製 DC±2Aのセンターゼロ パネル電流計がありました。 ±2Aではレンジ不足なので、分流器を追加して±10Aにレンジを広げます。 分流器といっても、VFF1.25SQのワイヤを長さ15cmに切っただけのもの。 本来ならマンガニンでつくるべきですが、アマチュア計測だからこんなものでOK。 長さ10cmならば±12A計になります。 さて、±10A電流計をバッテリに直列に入れて計った結果は下記。

日射条件 負荷 充放電電流
4月上旬正午前後 晴天
NAS +3.0A
4月上旬正午前後 晴天
NAS + LED電球4灯 +0.5A
4月上旬正午前後 晴天
NAS + 60W白熱電球1灯 -3.0A
4月上旬 1600時
NAS 0.0A
夜間
NAS -2.0A

    LED電球4灯で12V 2.5Aつまり30Wを消費しているという結果です。 定格消費電力7Wの電球を4個で28Wとインバータのロス分ですから、納得のいく読み値。 60W白熱電球を点灯させてみると、ソーラーパネルだけでは電力不足となります。

    1600時、バッテリ充電電流はほぼゼロになりました。 ソーラーパネルはかろうじてNASを駆動するだけの電力しか発生できていません。 バッテリ電力に頼らず駆動できるのは8時間、うち有効に充電できるのは6時間といったところ。 すっかり夜になりソーラーパネルからの電力がない状態では、 インバータ動作に0.5A、NASを駆動するためにさらに1.5A。 これではNASを24時間駆動させるのはジリ貧状態、晴天でも電力収支は負です。

    ソーラーパネルは4月の正午でおよそ60Wを発生しています。 取付け角からすればほぼ期待通り。 しかし平均40Wで8時間得られたとしても、24時間で割れば13Wにしかなりません。 これではNASを連続稼動させるのは困難。 15Wの装置を24時間稼動させるのがこんなに大変だなんて!!

2011-04-06 充放電電流計製作取り付け 部品代ゼロ---在庫品使用



A bipolar 10A ammeter has been added in order to monitor the battery charge / discharge status. The solar panel only generates 40W worth of power, as it is mounted not perpendicular to the sunshine. With this configuration, running a NAS requiring 15 W for 24 hours a day is difficult.

アンプを入れ替えて節電

    中央研究所ワークステーション用メインアンプとして使っている Kenwood KR-9340 の無出力時消費電力は38W。 最近調子が悪いこともあり、しばらくの間引退させ、 AIWA TPR-840 を資料室からワークステーションに移してこれを使うことにします。 TPR-840のカタログ上の消費電力は16W。 無出力時消費電力はたぶん12Wといったところでしょう。 アンプを入れ替えて26W節電、です。 でも中央研究所ワークステーションはいまでは週末しか使いませんから、平日のピーク電力削減には貢献できません。

2011-04-23 KR-9340使用中止、TPR-840使用開始


補充電

    ソーラーパネル設置以降、ポゴとヨメは平日の夕方から寝るまで、ソーラーパワーのLEDライトで暮らしています。 毎晩のピーク時間帯に120Wほど節電の協力ができていることになります。 が、曇りまたは雨天が続くと電力収支は負で、 バッテリの過放電を防ぐためにチャージコントローラが出力をシャットダウンしてしまうことがあります。
    問題は、バッテリ低電圧でコントローラがシャットダウンした場合、 朝になってソーラーパネルの発電が始まってもコントローラのリセットボタンを押さないと充電が始まらないのです。これは不便だな。
    昨晩もバッテリはすっかり放電。 本日は朝から晴天なのに、リセットボタンを押しても充電が始まりません。 このコントローラはバッテリ電圧をチェックして12Vモードか24Vモードかを自動的に切り替えるのですが、 バッテリ電圧が低すぎると充電動作を始めないのです。 いったんこうなると、バッテリ端子電圧がある程度回復するまで外部電源を使ってバッテリを充電しなければなりません。あれれ。

    コントローラからバッテリを切り離し、安定化電源装置を使って4Aで5分ほど充電して端子電圧は回復。 バッテリを元に戻してソーラーパネルからの充電を始めました。

    でも、チャージコントローラが動作できないほどバッテリが放電してしまうのはどういうわけなんだろ。 チャージコントローラの低電圧カット電圧は取り扱い説明書によると10.5〜11V。 いっぽう、インバータの入力低電圧遮断は参考値で10.7Vとなっています。 これらの電圧設定の実際値はあまり正確ではないようす。 インバータはバッテリが低電圧になると出力はOFFにするけれど、 インバータそのものを動作させる電流は引き続き消費している、のでしょう。 でもそれなら、チャージコントローラが出力をカットしないのはどういうわけだ。 当面は、ライトを使わないときはインバータもOFFにするようにしましょう。

2011-04-29 補充電


ポータブルバッテリ

    東電の電力調達は当初予想よりも順調に進みましたが、 いっぽうで稼動同意がますます得にくくなった原発はつぎつぎに停止に追いやられています。 有効な代替策もないのにただ反対だけするという行為には賛同できません。
    現実問題として計画停電やグリッド全体のダウンの可能性はまだ残っていますが、 現時点で第3研究所には非常用電源がありません。 そこでポータブルバッテリパックを買っておきました。 自動車用のマルチファンクション機で、始動補助、シガーソケットDC12V出力、インバータAC100V出力、エアコンプレッサ、 LEDライトの機能を持っています。 以前使っていたディーゼル始動もできるサンヨーテクニカのものに比べれば小型ですが、 TDM850の始動には問題がないでしょう。

2011-07-17 Remix PD-730 ポータブル電源
    12V 17Ah シールド鉛バッテリ
    10.5Vで低電圧警報、10.2Vで出力遮断
    インバータ定格出力100W


補充電

    ポゴとママは毎晩3〜4時間はソーラー独立電源システムでLEDリビング照明を動作させています。 でもいよいよ冬になって電力収支はきつくなってきました。 日曜日は良く晴れて暖かくなったのに、バッテリ上がりで充電できず。 安定化電源で4A定電流で1時間ほど充電しました。このとき充電電圧はバッテリターミナル部で12.3V。
バッテリの充電条件諸元をメモしておくと以下。

  • Cycle Use: 14.4 to 15.0V, Maximum Charging Current: 15A
  • Standby Use: Float Charging Volltage: 13.50 to 13.80V

  • 2011-11-20 バッテリ補充電




       

    つづく・・・


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    Apr. 01, 2011 Created.
    Apr. 07, 2011 Updated.
    May. 05, 2011 Updated.
    Jul. 21, 2011 Updated.
    Nov. 20, 2011 Updated.
    May. 18, 2012 Updated.