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Sony CMT-V10
Dock Audio System for Walkman
(2013) |
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ウォークマンAで音楽を聴くようになったポゴの自室用のオーディオ装置として2013年に買ったコンパクトなデスクトップオーディオ。
本体前面下部にポップアップ方式のWalkmanインターフェイスコネクタがありウォークマンの外部パワードスピーカとして使えるほか、
本体前面の横パワースライド式ドアを開けてCDをセットし聴くことができます。 購入後3年かそこらでディスクドアが開かなくなり、購入時の延長保証で店舗持ち込みの無償修理。 2週間程度で帰ってきたV10はスピーカとディスクドア機構を含むフロントパネルアセンブリがまるまる交換されていました。 取り外された部品もいっしょに戻ってきて、しめしめ、小口径で質のよさそうなスピーカが2つタダで手に入った。 ここ2年ほどはCDオーディオ再生と、外部入力端子を使ってスマホ音楽の再生に使っていたようですが、 再びディスクドアが開かなくなったとのこと。 もう延長保証も切れていますしウォークマンドックの必要性もほとんどなくなっているとのことで、 いっそ新しいデスクトップオーディオシステムに買い替えようという話になりましたが、 まあそれならそれで分解修理を試みる価値はあります。 なにしろ中に入っている凋叶棕のディスクは取り出さないといけないから。 電源は入り、ディスクイジェクトボタンにも応答はありますが、無負荷のモータの回転音がするだけで、 パワードディスクドアは動かず･･･ドアにはほんのわずかな力さえ伝わっていません。 ふん、だいたい察しは付いたな。 ネジを緩めて底面パネルを取り外し、フロントスピーカネットを取り外し、 フロントパネルのネジと底部内部ウォークマンドックユニットのネジをはずし、 リアパネルを開けることができました。 ほとんどのコンポーネントはフロントシャーシに取り付けられている構造。 リヤパネルとフロントシャーシをつなぐ3つのコネクタを外し、 ウォークマンドックユニットをつなぐフラットケーブルを外して、リアパネルを取り外し。 フロントシャーシをひっくり返すと、すぐにディスクドアドライブ機構が見え、 ほらね･･･ゴムベルトがなくなっている。 ドアオープンプーリーを指で回してドアを開け、中に入っていたディスクを取り出しました。 切れたゴムは見つかりませんでした。シャーシの奥に入り込んじゃっているのでしょうけど、 ドアの開閉機構とかCDドライブには絡んでいなさそうなので、無視。 つぎにドアを閉め、在庫部品の中から選んだ直径45mmの角ベルトを装着。 反対の手順でリアパネルとウォークマンドックユニットを組付け、動作テスト。 ディスクドアはスムースに開閉動作をしました。 音楽CDディスクを入れて再生テストしながら、ネジを増し締めし、底面パネルを取り付け、 修理完了。 本機にはバスブースト機能はあるものの、使われているスピーカは小口径。 剛性高く作られたボディのおかげで口径以上の音はしますが、やはり豊かな低域はとても無理。 ラジカセよりはちょっとマシ、くらいでしかありません。 ポゴは前に買ったオーディオテクニカの3000円クラスのポータブルヘッドフォンでは音質に、 特に低域の豊かさに不満を感ずるようになってきているので、その装置もそろそろ引退の時期に差し掛かっているのかもしれません。 聴き込むときはこの間買ったソニーのバスブースト搭載のBlueToothヘッドフォンを使っていて、 このドックコンポの主たる用途はいまではBGM用。 しばらく続投してもらいましょう。 ということで、直ったよ。 部品代400円と、技術料5000円をいただきましょう。 で、今夜はそのアガリでみんなで焼肉でも食べに行こう。 2019-01-27 ディスクドア不作動修理 ドライブベルト交換 |
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