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Seiwa Kogyo - Drake SSR-1
General Coverage Shortwave Communications Receiver
(1975)
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1975年に雑誌広告でSSR-1のことを知ったとき、地方の小学生はドレークという名も知りませんでしたし、
SSR-1実機を置いてあるお店などあるわけもなく、なんかすごいマシンなんだろうな、と想像するのがせいぜい。
憧れと、妄想に近い期待が膨らんでいくばかり。 いっぽうで、SSR-1はドレークと名乗ってはいるものの設計開発も製造も日本で、 R. L. DRAKEは絡んでおらず、ただブランドを謳われているだけだ・・・ということは当時すでにどこかで聴き及んだ記憶があります。 たしかにそう言われて当時の広告を見返してみると、商品説明文のなかに「ドレーク」という言葉は出てくるものの、 どこにもドレークのコーポレートシンボルはないし、 それによく見ると広告の写真のSSR-1のフロントパネル右下には "R. L. DRAKE CO."のレタリングが入っていません。 SSR-1は日本でも海外でも結構な数が出回ったようで現存数も多いですが、 ネットに掲載された画像を見てみると、 初期ロットのSSR-1のリアパネルに貼られたネームプレートには、 メーカー名としてDRAKEではなくて世和興業の名がしっかり入っています。 後述するクロックジェネレータ対策型では、ネームプレートにはメーカー名の表示はなく、 ロット番号だけが入ったとても質素なラベルが張られているだけ。 SSR-1が実際にはどこのファームにより設計されたのかをはっきりと言及しているソースはいまも見当たりません。 SSR-1の生い立ちにはおそらくいろいろなビジネスの思惑があったのでしょう。 |
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1975年の発売当時、
日本はまだ
ICF-5800
と
RF-1150
の、マルチバンドシングルスーパーヘテロダインの時代。
以降1970年代終わりころまでの「ブーム」のなかで、
ドレークSSR-1は当時の10代の短波ファンにとって高級な高性能受信機として受け止められていたのだろうと思います。
私にしてもそうで、実際に触れることもなく、広告や当時の紹介記事からそういうイメージを持っていました。 しかし1995年に自分が短波ラジオの世界に戻ってみると、 どうやらSSR-1はさほどに良い評価を受けてはいないらしいことに気がつきました。 右はShortwave Receivers Past and Present Second Editionからの抜粋。 さまざまな通信型短波受信機が、短いコメントと★5つの評価点とともに紹介されています。 この本では FRG-7 は★★★★★で「ベストインクラス」と高く評価されていますが、 SSR-1は★★で、「『ドレーク』に期待される性能レベルに達しなかった」「価格なり」と手厳しいです。 ★★は Lafayette HA-230 (トリオ9R-59) なみの低評価。 Hallicrafters S-38 でさえ★★★なのに・・・ 著者の嗜好も多分に含まれているだろうとは思うのですが、 それにしてもFRG-7とSSR-1の扱いはずいぶん違います。 ほとんど同世代の、 ほとんど同じワドレーループ機なのに。 この本だけでなく、いろいろなところで同じような傾向の評判です。 ほんとにそうなのかな? なにか自分が子供のころに見ていた夢にケチを付けられたような気がして悲しいのですが、 であればなおさら、 自分自身でSSR-1と向き合ってみないといけないようにも思えました。 |
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[このセクションは作業の進捗に応じて改訂しています] SSR-1の回路図を右に示します。 ユーザーマニュアルに掲載された回路図は1ページにすべてが収まるようにレイアウトされていますが、 信号の流れがわかりやすくなるようにレイアウトを変え、 また自分の作業メモも書き込んでいます。 |
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ラボにやってきたSSR-1は、
電源を入れた直後は音が出たり出なかったりでしたが、
時間が経つにつれ動作が安定してきました。
電解キャパシタが再化成で復活してきたかな?
電解キャパシタの全数交換は行うべきですね。 ワドレーループのMHzダイヤル目盛は大きく狂っていますが、 シグナルジェネレータを併用して狂いの度合いを把握。 基本的なところは動作していると見えて、 さほど苦労せずに日曜夜のフレンドシップラジオが良好に聞こえてきました。 50年前のSSR-1は、遠く太平洋を越えたオーストラリアからの電波を捉えています。 |
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これが15.460MHz受信時のダイヤル位置。
エスカッショングラスの取り付けが外れて、そのためにダイヤルのヘアラインもずれていますが、
正しく取り付けられていたとしてもMHzダイヤルは3MHzほどずれています。 このMHzズレはダイヤル盤が機械的にズレているのではなくて、 HFOの調整狂いのようです。 かなり大きなズレですね。 発振コイルの経年収縮だけとは考えにくいです。 HFO発振トランジスタの劣化の可能性もあるかな? USBモードでは復調音がハイに寄りすぎています。 LSBではまあなんとか使える程度。 BFO発振周波数の再調整は優先で行う必要がありそうです。 BFOはトランジスタ1石で、 LSBのときにダイオードスイッチで発振周波数をシフトする方式。 CLARIFYは第3局発VFO発振周波数をバリキャップで微調する方式で、 ポテンショメータにガリはなく動きはスムース。 2026-07-19 SSR-1 動作開始 |
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周波数安定度はいまのところ FRG-7 >> SSR-1 > ICF-5900 > ICF-5800 と言った感じ。 現状でSSR-1は、 通信型受信機を名乗るにはチャープがみっともなさすぎます。 FT-8デコードもかなりきついはずです。 これは故障なのか、それとも実力なのか。 オーディオパワーアンプICを除くすべての回路の電源は、 1石のシンプルなシリーズドロップ定電圧電源回路から供給されます。 第3局発周波数の微調機構 (CLARIFY) のバリキャップ電圧は、 この電源電圧をポテンショメータで分圧しているだけ。 AGC動作に伴って回路全電流が変化すれば、電源電圧もわずかに変動するでしょう。 AGC動作が局発周波数に影響するということはあり得そうです。 これに対してFRG-7では、1石シリーズドロップで内部電源電圧10Vをつくったあと、 さらにツェナで安定化したDC9VでHFO/1MHz水晶発振/第3局発/BFOを動作させています。 AGC動作に起因する発振周波数変動を減らす工夫だ、と読めます。 さらにFRG-7では、第3局発の直後にバッファアンプが設けられています。 SSR-1にはどちらもありません。 FRG-7のほうが高級な造りだ、といえそうです。 現状でのおたのしみリストは: |
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周波数安定度、電源投入5分経過してから平均周波数は200Hzほど動いてほぼ安定します。
1kHz以上動いてしまうこともないし、半日動作させても変動幅は200Hzかそこら。
同時代のトランジスタポータブル機にくらべると明らかに優秀です。 しかし小刻みな変動が±30Hzほど、また時に100Hz以上振れることがあります。 このためFT8のデコードはほぼ無理。 SSB電話を聴いていてもピッチがひょこひょこ動いてしまうのは明らかで、 イライラします。 これはなぜでしょうね。 電源電圧変動が支配的に思えますが。 2026-07-28 周波数安定度を見てみる |
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右のスペクトログラムでは、下半分は1965年製
Sideband Engineers SB-34
、
上半分は1975年製のSSR-1。
アマチュア無線機と国際放送聴取用短波受信機という違いはありますが、
10年も古い時代の機械の足元にも及ばないというのはどうしたものだろうと思います。 すでに2年以上連続通電動作させているSB-34、周波数安定度は良いですが、 なんだかいつのまにか感度が落ちているようですね。 調べてあげないと。 2026-07-28 |
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定電圧電源回路の基準電圧生成用ツェナーダイオード D24 MZ208にエアを吹きつけると、
受信周波数が顕著に変化します (動画参照: 900Hz->150Hz->900Hz)。 おおお、周波数変動はやはり電源電圧変動のためだったのか! と色めきたってしまいましたが、 それは早とちりみたいですね。 電源電圧が変化してその影響で第3局発の発信周波数が変わるというのは無視できないほどにはあるけれど、 影響はここまで大きくありません。 吹き付けたエアが近くの第3局発コイルなどのコンポーネントとバリコンに当たって、 温度変化を引き起こしているほうが寄与度がずっと高いみたいです。 2026-07-28 安定化電源エアプローテスト |
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電圧基準ツェナーダイオードにエアを吹きつけたときの、RF-IFボードへの供給電圧の変化のようす。
30mV以上変化していますね。
電圧変化はたしかにあります。 |
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SSR-1のVFOが壊れたって? 大丈夫!! 聞きたい放送局よりも455kHz高い周波数の信号をアンテナに入れてやればOKだよ! ・・・って、笑ってる場合じゃないですよこれ。 右の動画では、 SSR-1のVFOつまり第3局発発振トランジスタのコレクタ抵抗を抜いて第3局発を止めています。 にもかかわらず、 シグナルジェネレータでつくった7.780MHzをアンテナにルースカップルさせると、 7.325MHzの中国国際放送がしっかり聞こえます。 それ以外の放送局もいろいろ聞こえていますね。 これはかなりひどいなあ、 本当にこれがSSR-1の実力なのか、 それともどこか故障しているのか。 2026-07-29 第2IFでの相互混変調を確認 |
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第3局部発信周波数の不安定さの原因を探るため、
トランジスタQ13 VFO (第3局発) だけを外部安定化電源で動作させてみました。
予想に反して、なんとチャープはしっかり残っています。
第3局発の不安定さは、電源電圧変動だけが原因ではない、ということのようです。
電源電圧変動、装置内空気流そして信号強度依存の3つの原因があるものと見えます。 |
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右の画像はWSJT-Xのウォーターフォール。
14.074MHzのFT8を受信しているところ。
14.077MHzにシグナルジェネレータで作ったパイロット信号を入れています。
3000Hzあたりにいる縦線がきれいな縦一直線であるのが理想。 このスクリーンショットでは、 下半分がFRG-7での受信、 上半分がSSR-1での受信。 SSR-1は受信機全体を外部安定化電源からのDC12Vで動作 ― つまりAC100V電源電圧の変動の影響はとても少ないはずで、 かつ筐体カバーをしていますから室内空気流の影響も少ないはず。 SSR-1での結果を見ると、かなり安定してはいるものの変動は10~20Hzほどはあり、 かつ入力RF信号強度で変化していることがわかります。 ということで今日のSSR-1観察結果は: 同じような回路構成なのに、FRG-7の安定度は良いですね。 SSR-1も改良すればFRG-7の安定度に迫れるのかどうか。 2026-07-29 外部安定化電源での周波数安定性を調査 |
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突然無音になり、そのまま放置で2時間後に再び音が出るトラブルが発生。
突然鳴らなくなった故障の3回目です。 切り分けのために第2IF出力をIC-706MKIIGMで聞きながら再発を待つと、 無音になるときも第2IFは正常でした。 問題はメインボード上にあります。 メインボード上の素子をウイグルテストしてみると、 Q9 2SC710 第3ミキサのトランジスタに不安定があるのがわかりました。 |
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はんだクラックではなかったようです。
2SC710を2SC2347に交換したところ、
一発で正常動作。
感度も明確に向上しました。 2SC710は見つけ次第全数交換しろとおっしゃるOMさんは多いのですが、 実をいうと幣ラボではいままでに2SC710の故障というのには出くわしたことがないのです。 まあたいした経験台数ではないですけれど、 それでも ICF-5800 とか CF-1980 とかに多数の2SC710が使われているんですけどね。 というわけで、今回が初の2SC710故障です。 実績解除。 トランジスタ交換後、チャープは良くなった気がしますがいまだに明確。 他周波数の混信も依然として明確です。 2026-08-03 突然鳴らなくなった (3回目) ― Q9 2SC710 第3ミキサトランジスタ交換で回復 |
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先週末は家族の入院のドタバタがあり疲れてしまいました。
一息付けた日曜日はSSR-1で15.460MHzのフレンドシップラジオを聞いて過ごしましょう。 ところがなんだか復調音が濁っているような気がします。 最初からこうだったかなあ? 前はあまり気がつかなかったんですけれどね。 オーディオアンプ周りを整備したので低音がはっきり聞こえるようになったからかなあ? ラジオ放送番組を聞く限りはさほどには目立ちませんが、 ファクシミリやCWのシングルトーンを聞くと気にしだすと我慢できなくなるレベルのものです。 明らかな故障・不調の調査修理は一段落しましたから、 復調音濁り問題の調べを入れることにします。 2026-08-02 復調音の濁りに気づく |
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右のスクリーンショットは、単一波をUSBモードで聞いた時のオーディオスペクトラム。
上は外部DC12V動作時、下はAC100V動作時。
外部DC12Vで動作させたときは問題が出ていません。
濁りはAC100V電源電圧由来であるのは間違いがなさそうです。 しかしこの濁り、音声信号にAC100V由来の50Hzのハムが重畳しているのではなくて、 オーディオ信号に±50Hzのスペクトルが見えます。 単一トーンの振幅が、1秒間に50回の周期で増減してしまっているわけですね。 さあて、これはなんでだ? 50Hzハム重畳ならばAC100V電源回路の整流直後の平滑キャパシタの容量抜けが疑われますが、 それとは症状が違いますね。 でも物は試しと、 オリジナルの電解キャパシタの代わりに新古品の低ESR品4700uFを使ってみました。 残念というか予想通りというか、音の濁りは変わりません。 そもそもAC100V動作時、SSR-1内DC電源電圧のリップルレベルは外部DC12V動作時と大差ありませんし。 すると・・・電源トランスからの漏れ磁束? そんなばかな、そんなの試作段階で気がつきそうなものだ。 2026-08-04 |
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SSR-1をAC100Vで動作させて第2IF (ワドレーループ出力) をIC-706MK2GMで受信してみると、
受信音の濁りはなく、チャープもありません。
チャープがないのはあたりまえでしょうけれど、
2nd IFでのシングルトーンはきれいで、AM出力では濁りあり。
濁りの理由はAF復調周波数が小刻みに変化していること。
そしてこの現象はAC100V動作時にのみ起きています。 IS - IS NOT分析を続けていけば、きっと追いつめられるでしょう。 2026-08-05 |
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第3局発信号 (テストではたまたま8.761MHz受信中なので2.640MHz)
を第3混合出力後の455kHz IFT 2次側から取り出し、
IC-706MK2GMのUSBモードで受信してみると、
発振周波数が小刻みに変動していることが見て取れます。
現時点での問題記述は、 「AC100V動作時に第3局部発振周波数が1秒間に50回の周期で変動する」 ですね。 絞り込めてきました。 2026-08-05 |
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予想に合わない状況になってしまいました!! 第3局部周波数発振器だけを外部DC7.4Vで動作させ、 第3局発をIC-706で受信してスペクトルを見てみます (バリキャップ電源電圧変動の要因を切り離すためにCLARIFY回路は切り離してあります)。 これならば本体電源がAC100VであろうともDC12Vであろうとも第3局部発振回路は影響は受けないはずなのに、 AC100V動作時にだけ明確な周波数の小刻みな変動が出ます! |
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さらに本体内AC100V電源回路の配線を切り離しました。
第3局発は外部DC7.4Vで、
残りの回路は外部DC12Vで動作させます。
AC100V電源ケーブルからの電源で電源トランス1次巻線は駆動されているのですが、
電源トランス2次側は整流ダイオードと平滑キャパシタだけで、
本体内部回路にはグラウンドを含め何もつながっていない状態です。 それなのに・・・AC100Vで電源トランスに通電すると第3局発にジッタが出る! これは妖怪の仕業だ! そうとしか考えられない!! 2026-08-06 |
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電気的にはどうにも理由がわからず、
やはりこれは電源トランスからの磁束漏れに反応してしまっているとしか思えない。 それを確かめるために電源トランスを外して位置を変えてみようと思いましたが、 SSR-1のシャシー機構設計は組み立てることしか考えていないと見えて、 電源トランスを外すにはサブシャシーを分解しなければならず、 そのためにはワドレーループ基板を外さなければならず、 そのためにはワドレーループ基板のシールド板を外さなければならず、 けれどシールド板を取りつけているネジはシールド板を取り外さなければ回せないという信じられない作り。 要するにシールド版を一部破壊しなければ分解できないのです。 なんてこった。 これははんだ付けで取り付けられているシールド板ステーを取り外せばいいのですが、 薄い金属板ゆえにはんだこての熱はすぐに逃げてしまい、 普段使いのはんだこてではどうにもなりません。 小学生のころ使っていた60Wの大きなはんだごてはどこかに残してあったっけ? ガスバーナーじゃヤバ過ぎるよなあ・・・ それにこれ、1か所だけじゃないんだよな・・・ あまりの配慮の無さに腹が立ち、ニッパでシールド板を切り裂く一歩手前まで来ましたが、どうどうどう、 ちょっと冷静になって考えようや。 |
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長い休憩をはさんでアタマをクールダウンし、
どう分解したものかとドライバーでSSR-1の中をあちこちつつきながら考えます。
すると気がついたのが・・・
近づけたときに第3局発の周波数が明確に変化するドライバーと、そうでないドライバーがあるのです。 ほどなく気がつきました。 第3局発周波数は、磁化されているドライバーに敏感に反応します。 どうやら第3ミキサ/第3局発の付近が磁気にとても敏感らしいです。 閑古鳥 さんのジャンク市で「これあるといろいろ便利だよ、もってってよ」 と店主さんに言われて買ってきたフェライト磁石がありました。 これを使って即席の強力磁石ツールを用意し、 試してみると、 おおお、局発周波数が磁界に反応している。 電源トランスからの磁束漏れによる影響というのは、 普通は受け側のコイルに電磁誘導で交流電圧が誘起されて起きるものなわけですが、 SSR-1の場合は電磁誘導ではなくて磁界に ― 磁束密度に反応してしまっているのです。 外部磁界に一番敏感なのはL21 第3局発発振コイルです。 これはひょっとしてコアを帯磁させちゃったから? コアが磁化されればその程度によってコイルのインダクタンスは変わりますから、 発振周波数に影響が出て当然。 しかしこんなにも敏感になるとは。 この手のコイルのコアは普通は帯磁しないタイプのフェライトが使われると思うんですけれどねえ。 あるいはコイルのシールドケースが帯磁してしまった可能性もあるのかな? おそらく間違いなく、 kHzダイヤルのズレを調整したときに磁化されたマイナスドライバーを使ってしまったからでしょう。 それでコイルのコアが磁化されてしまい、 コイルが磁束密度に敏感に反応するようになってしまったのだと思います。 だとすると自分の作業ミスだなあ。 コイルコアを消磁する方法を考えよう。 2026-08-07 |
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第3局発コイルの消磁ができて復調音の濁り問題が解決したので、
電源回路配線をすべてノーマルに戻して再スタートします。
SSR-1は順調に動作中。
信号強度に依存したごくわずかな復調ピッチ変動 = チャープの低減ができないものかの調査を再開します。 動画はJMH2を受信中のオーディオ出力スペクトラム。 7.795MHzのキャリア受信時の復調ピッチのようすを見ています。 最大25Hzほどのチャープが見られますね。 ファクシミリ受像ならほぼ問題なしですが、 FT8デコードには許容値越え。 2026-08-08 |
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チャープにはほぼ何の効きもないだろうと思いつつ、ちょっとだけ予防保全と、
回路調整を行います。 調子は一回り良くなった気がします。 2026-08-09 |
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8.764MHzのUS Coast Guard Weather Serviceを、現状のSSR-1とFRG-7とで聞き比べてみます。
FRG-7では「かくあるべく」聞こえていますが、
SSR-1では聞こえないはずの信号がいくつも折り重なって聞こえてしまい、正直使い物になりません。
これが本来のSSR-1の性能なのでしょうか?
それともウチの個体がどこかに問題を抱えているのでしょうか? kHzメインダイヤル同調回路のトラッキング調整を取ってみたものの、混変調は解消されませんでした。 それもそのはず。 混変調は第2中間周波、つまりワドレーループボードの出力ですでに発生しています。 第2周波数変換段を調べてみるべきです。 2026-08-09 |
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変えても何も変わるまい・・・と思いつつ、
Q7 第2混合と Q5 高周波増幅の2SC710を2SC2347に交換しました。
Sメータの振れが落ちたかな・・・
これはAGCの効きが良くなったということかもしれない。
メータ感度上げ調整を行いました。 2026-08-09 |
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第2周波数変換周りを眺めていて・・・
基板のシルク印刷の間違いに気がつきました。
まあ、よくあることですかね? 2026-08-09 シルク間違いに気づく |
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右図は、SSR-1とFRG-1の第1周波数変換~第2周波数変換の回路比較。
FRG-1では第1混合のあとに第1中間周波数増幅段があり、
ここに2段の疎結合バンドパスフィルタが配され、通過帯域を1MHz幅に絞っています。
SSR-1では第1混合出力はそのまま第2混合に入ります。
帯域外の信号も素通りしてしまうわけですね。
これがSSR-1とFRG-7の、ワドレーループ部の性能の差の理由なのでしょうか? SSR-1のダイヤル位置 8.160MHzで、 ふるさとの風 9.455MHz と 9.705MHzが聞こえてしまいます。 この手の現象が起きるときは、ほとんどの場合で2波同時に混信しています。 ふるさとの風は2波で音声に0.2秒くらいの遅延があるので、 2波が混ざって聞こえていることがわかります。 この場合は、第1中間周波段の帯域バンドパスは効果があるはずですね。 2026-08-11 |
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まだ理解できてないのがAGCのしくみ。
SSR-1の回路図は1ページに収まるように描かれていて、
信号の流れがよくわかりません。
なのでいつものように写経しながら、
レイアウトを変えつつ、回路図を読み解く努力をしてみます。
実機はAGC時定数がとても短く、
SSB電話の語と語の間のノイズが耳障りだし、
AM国際放送ではフェーディング谷の歪がうるさいです。
もっと時定数を大きくしてファーストアタック・スローリリース特性を持たせ、
回復の時定数を大きくしたいのですが、
どういじればいいのか見当がつきません。 AM検波とAGC周りを整理して抜き出したのが右図。 うわ、こんな回路初めて見るよ。 倍電圧のAM検波に並んでAGC用の検波回路があると思いきや、 その両者からAGCトランジスタにつながっています。 平均キャリアレベルに加えて変調レベルも加味して高速に制御しようとしているのだろうか? だとするとこれはノイズリミッタ的にパルスノイズの低減を狙っているのかな? 基本的にAGCライン電圧はR77とR75で分圧されて無信号時に1.5V程度にあり、 信号レベルが高まるとAGCトランジスタがしだいにONし、AGCライン電圧を下げていく仕組みです。 そこまではわかるんですけどね。 2026-08-13 |
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AGCトランジスタQ14のベース電圧 (上トレース) とエミッタ電圧 (下トレース)をオシロスコープで観察してみます。
横軸はRF信号強度。
シグナルジェネレータでS=0からスタートして5秒間でS9+20dBほどになるようなランプにし、
オシロスコープの時間軸は1div=0.5secにセットしました。
結果は右。
信号を出しはじめてから約3.5秒後あたりまでが管面に収まっています。 なるほど!! 信号強度が高まってVBEが0.6Vに達してはじめてAGCトランジスタがONしはじめる・・・ これはディレイドAGCを実現するための工夫みたいです。 AGCトランジスタがONし始めるまではAGC検波回路の出力でSメータが振れ、 AGCトランジスタがONし始めるとトランジスタのエミッタ電流のためにエミッタ抵抗の電圧が高まり、 結果として無信号時~AGC動作開始~最強信号入力時までなめらかにSメータが振れるようにしています。 2026-08-14 |
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右の写真はS9程度のRF信号強度で400Hz AM100%変調時。
AGCトランジスタのベースには音声信号が見えます。 AGCトランジスタは音声周波数に応答しているわけですが、 トランジスタのコレクタ側には時定数を決定する平滑キャパシタが入っているため、 AGC制御を受ける各段のトランジスタには音声信号成分はフィードバックされません。 |
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AGCライン電圧をオシロスコープで観測。
RF信号をバーストさせてみると、
ファーストアタック・スローリリースになっています。
が、ゲイン回復に要する時間は0.3秒ほど。
リリース0.3秒はSSB音声には速すぎますね。 強信号が入るとAGCトランジスタがONしてAGCキャパシタC80を急速にディスチャージします。 無信号になると抵抗R77が比較的ゆっくりAGCキャパシタをチャージしていきます。 だから、無信号時の感度回復をもっとゆっくりにしたければ、 AGCキャパシタをさらに大きくするか、R77を大きくすればよいということになります。 R77は無信号時のAGC電圧を決める分圧抵抗でもあるので、 変更したらあわせてR75も変え、 無信号時AGC電圧を1.6V程度にしておく必要があります。 |
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シグナルジェネレータでDSB音声信号を作り復調してみると、
AGC電圧は忙しく上下してしまいます。 このテストでは音質は良くありませんね。 実際のSSB信号を聞く分にはここまでの音質の悪さは感じないのですが。 どこが悪いのでしょう? 2026-08-14 AGC電圧を観察 |
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フロントパネルを取り外して、トップカバー・ボトムカバーとあわせ洗浄清掃。
ボトムカバーは六価クロムメッキの痛みが進んでおり、
磨いただけではみっともない状態にしかなりませんでしたので、
アクリル艶消しブラックスプレーで塗装しました。 2026-08-14 筐体清掃 ボトムカバー塗装 |
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SSR-1の相互混変調は、リアパネルのアンテナアッテネータスイッチをLOCALに切り替えればかなり低減されます。
夜の8MHz帯を聴くときは、
7MHz帯や9MHz帯に超強力な大陸からの電波が飛び込んでくるため、
アッテネータをLOCALにしないとほとんど実用になりません。
これは、使っているロングワイヤーアンテナが8MHzあたりに最大ゲインがある長さになっていることも影響しています。 アッテネータを入れておけば、パーフェクトではないにせよ十分楽しく聞けます。 中学生の時にポテンショメータ1個のアンテナアッテネータボックスを作ったことがありましたが、 それがSSR-1のベストコンパニオンなのかもしれません。 いっぽうで、アッテネータをLOCALにするとすっきり消える混信と、 かすかに聞こえ続ける混信があります。 混変調の原因はひとつではなさそうです。 かすかに聞こえ続けるタイプの混変調は、実用上さほどに支障にはなりません。 2026-08-26 アンテナアッテネータLOCALで8MHz帯を楽しむ |
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SSR-1のアンテナ入力から高周波増幅段までの回路を見てみます。
とてもシンプルですね。 ホイップアンテナはプリセレクタのハイインピーダンス同調側につながっていますが、 外部アンテナ端子はローインピーダンスでアンテナコイルを駆動するようになっていますね。 ICF-5900 などのポータブル短波ラジオの「外部アンテナ端子」がセラミックキャパシタ1個でホイップアンテナにつながっているだけのオモチャであるのに比べると、 ここはひとまわり本格的です。 シンプルなプリセレクタの出力側には、 過大入力クリップ用ダイオードが設けられています。 ここには1S1588シリコンダイオードが用いられていて、 プリセレクタ出力を0.6V以内に抑えます。 AM放送大電力送信所の近くだとこのダイオードが導通して激しい混変調を起こす可能性がありますが、 幣ラボではその可能性は無いはずです。 SSR-1の高周波増幅段はバイポーラトランジスタ1石のエミッタ接地で、 目を疑うほどにこの上なくシンプルな作り。 SSR-1の相互混変調は第2混合で起きているのだろうと推測しているのですが、 潔いほどにシンプルなRFアンプを見せられると、 ここでも相互混変調が起きておかしくはないねと思います。 もしこんなシンプルかつローコストな回路でじゅうぶんな実用性が得られるのなら、 わざわざデュアルゲートMOSFETを使ったり、トランジスタ2石のカスコード構成にしたり、 はたまたいくつものフィルタを設けたりはしないでしょうからね。 2026-08-26 |
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実験用パネルを使って、ポテンショメータ1個のシンプルな連続可変アンテナアッテネータをこしらえました。
一面相互混変調の海になってしまう夜の9MHz国際放送バンドでテスト。 シグナルジェネレータで作った9.390MHzの信号をアンテナ経由で受信しているのですが、 一面の混変調で信号が完全に埋もれてしまっています。 アンテナアッテネータを効かせていくと、 あるところで相互混変調がすっと消え、 信号がクリアに浮かび上がってきます。 テスト音源はParadoxさんのアルバム "Closed Session"からトラック4、 「夜が降りてくる ~ Evening Star」(原曲: 「夜が降りてくる ~ Evening Star」)。 2026-08-29 |
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結局のところ、そういうことみたいです。
ここまで何日もあれやこれやとやってきたのですが。
内蔵ロッドアンテナなら大丈夫、
というわけなんです。
SSR-1はゲインの高い外部アンテナをつかうと破綻する、
というだけの話みたいなんです。
RQ-554
みたいな中学生向け短波つきラジカセじゃあるまいし、
そこまでひどいはずもなかろうと思ってきたのですけどね・・・。 テスト音源はParadoxさんのアルバム "Closed Session 2"からトラック9、 「夜が降りてくる ~ Evening Star (Remix)」(原曲: 「夜が降りてくる ~ Evening Star」)。 2026-08-29 |
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要するに、相互混変調が気になるようならアッテネータを入れなさい、
というのがSSR-1の使い方ですね。
ユーザーマニュアルにもそう書いてありますからね。 |
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ホイップアンテナでは混変調問題は出ませんが、
感度はどうしても不十分だし、
室内のノイズをたくさん空けてしまいます。
外部アンテナを使うな、というのは禁欲すぎます。 使っているロングワイヤーアンテナは8MHz近辺に最大ゲインがあり、 15~16MHzあたりでは感度が下がります。 このあたりだとアンテナアッテネータスイッチはDXポジションのままで問題は出ません。 大きなアンテナをつなぐとひどい相互混変調が起きる、そんなときはアンテナアッテネータをLOCALにせよ。 おそらくこれがSSR-1の実力なのでしょう。 そうやって使えばじゅうぶんに使えるのですが、 やはり不満が募りますね。 いつかはこの問題の改善に取り組むべきでしょう。 2026-08-30 ノーマルSSR-1の実力限界を改めて知る |
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実際にSSR-1をしばらく実用しての観察をもう一度まとめます。 相互混変調がひどい
アンテナ入力が大きいと激しい相互混変調が発生し、
ダイヤルのいろいろなところで聞こえるはずのない信号が聞こえてしまいます。
付属ホイップアンテナだけで使っている場合は大きな問題にはなりませんが、
しっかりした外部アンテナを接続すると問題が顕著です。
昼間はまだ運用可能ですが、
夕方になって7MHz帯や9MHz帯で大陸からの強力な信号が入りだすと、
まるで熱を出してうなされているかのような大混乱な状態になります。
SSB/CWでの受信ピッチが安定しないリアパネルのアンテナアッテネータスイッチをLOCALに切り替えることによって問題はかなり軽減されて実用可能な状態になりますが、 受信機の感度は大きく下がってしまうわけですから、 微弱な信号を受信することはできなくなってしまいます。 この問題は高周波増幅段の能力不足でも起きますが、 SSR-1の場合はこれは主として第2周波数変換段の回路の設計に起因していると思われます。 根治するには当該回路の完全再設計が必要なようす。 この弱点は後期型SSR-1でも対策が施されているようには見えず、 よって同型機であるLOWE SRX-30もStandard C6500も同じ問題を抱えているはずです。
SSB/CWでの受信ピッチが安定せず、
CW電信やSSB電話を聞くと、
じゅうぶんに了解はできるものの、
かなり気持ちの悪い復調音になってしまいます。
AMの国際短波ラジオ放送番組を聞く場合はほとんど気がつきませんが、
FT8のデコードはほとんど不可能です。
SSR-1の復調ピッチ不安定の原因はおおきく3つあります。 1. 電源電圧変動の影響 第3局発回路とBFO発振回路の電源は専用の安定化回路は持っておらず、 他のすべての受信回路と同じ電源バスから取られています。 電源電圧の変動や受信機の消費電力の変動の影響を受けやすくなっています。 2. 第3局発の周波数が変動する 第3局発の発振周波数は、第2中間周波増幅段の動作状態に応じた同調回路負荷の変動の影響を明確に受けます。 第3局発の出力にはバッファは設けられていないことも原因の一つです。 3. BFO発振のプルイン BFO発振回路にはバッファは持っておらず、 発振回路が直接プロダクト検波回路をドライブします。 ここで入力のキャリアレベルに応じてBFO発振周波数が明確に変化してしまいます。 これは受信音がチャープを伴って聞こえてしまう理由です。 ディレイドAGCの動作開始が遅い
本機はディレイドAGCを持ちますが、
入力信号がそれなりの強さになってようやくAGCが動作し始める感じで、
弱信号~微弱信号域ではAGCはほとんど聴いていません。
このため、微弱な信号を追っている場合、
頻繁なボリューム調整が必要になってきます。
これらを総合して短波受信機としての性能を考えると、 SSR-1は1975年当時のトランジスタポータブル機に比べいくつかの点で明らかに優れており、 ホイップアンテナを使用して国際放送ラジオ番組を聴くという 「BCLラジオ」としての使い方ならじゅうぶんな性能を発揮できていますが、 通信型受信機としての期待値には及んでいない、 と言えます。 なるほど、市井の評価に納得することができました。 しかしこれは見方を変えると、 SSR-1は1975年当時に 「トランジスタポータブル機以上・通信型受信機未満だけれど中学生にも手が届く高性能低価格モデル」 が意図され、そしてそれを実現したモデルだったのでしょう。 そして、 基本的な受信機アーキテクチャは同一としながらも低価格に妥協せず、 すべてのステージを見直して1段2段高い性能を実現したのが、 SSR-1の1年後に発表された 八重洲FRG-7 なのだと言えると思います。 |
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